2025年4月20日日曜日

シャロム 魔城伝説III 完結編

皆さん「シャーローム」(こんにちは)



「シャーローム」とはヘブライ語で「こんにちは」という意味らしい。

1話目に当たる「魔城伝説」はシューティング。

2話目に当たる「ガリウスの迷宮」は、アクションRPG。

そして3話目にして「完結編」と銘打たれた本作「シャロム」は、ドラクエを彷彿させるマップを採用しているが、れっきとしたアドベンチャーゲームであります。

MSXユーザーが、語り始めると少々うるさいシリーズの1つでありますが、初代「魔城伝説」は、難しすぎて途中で挫折。2代目「ガリウス」は、謎の解き方がサッパリ分からず挫折(弟はクリア)と、土を付けられっぱなしの私としては、ここらで、ラスボスの侵攻を防ぎたいところ。



ゲームはとある高校(ゲーム中はハイスクール)のパソコンクラブの日常から始まります。(注1)

注1:先ず主人公の名前を決める。ここで、主人公の名前に自分の名前をエントリーする派の自分は、悶絶してしまう。何と、次に「好きな女の子」の名前を入れなければならないのだ。何も入力しなければ勝手に「女子大生」(※ここで「ヒロインのテーマ、愛しの女子大生」と繋がるんかな?元の設定が「大学生」とか?)となるが、設定上同じクラスのハズ。しばし悩んだ後にゲームのキャラ名を入れたが・・・。

主人公はクラブ所属の男の子。そこへヒロインが1本のゲームを胸に抱いて部室を訪れます。
主人公の目に触れないように隠しているソフトは、何であろうこのゲームのパッケージ。
めざとくそれを見つけた主人公はヒロインに渡す様に迫りますが、何故かヒロインは及び腰です。

ここで改めてゲームのパッケージをチラリ。確かに「この箱を開けるべからず」・・・とか、書いてある。


こういう所は面白いですね。
まあ、ゲームをプレイしている時点で、開封している(=呪いに掛かっている)んですがね。


ゲームプレイを渋るヒロインをよそにゲームを始める主人公。
自分と、彼女のネームエントリーを済ませた瞬間!



モニターの中へ吸い込まれるように、彼の姿が消えていった。


そして、気付けば「ブーブー」と、変な音が・・・。

意を決して目を開いた主人公の眼前には!
・・・豚です。それも、凄いどアップの。そりゃ~、誰でもびっくりしますわなー。
ゲームの広告ページに掲載された上記の写真を最初見た時、オーク系のモンスターのグラフィックかと思ってしまいました。(失礼)


そして、主人公より「ブタ子」(まんまやなー)と命名された、「喋るブタ」からここが、ゲームの中にあるファンタジーの世界で、主人公は、
この世界を狙う「大魔王」の呪いで、この世界へ閉じ込められているということ。
呪いを解くには「大魔王」を倒すしかないことを聞きます。

そして、先ず王様に会おうと言ってきました。
ここらで、王様なんてぐっとクエスト物っぽくなってきましたね。

お城は実は直ぐ近くにありまして、主人公はブタ子を背負った独特のスタイルで入場。
最奥にある王の部屋へ。


そこには白い髭をタップリと蓄え、深い皺を顔に刻んだ、王の姿が・・・。
「パンパース王よ」と、ブタ子。
パンパースかぁ・・・、子育ての最中には随分とお世話にっ・・・って、うん???
あの「パンパース王」!?

前作、「ガリウス」では、赤ちゃんだった、あの王子が!?
・・・月日の流れは冷酷である。聞けば、父の「ポポロン」・母の「アフロディテ」も、既にこの世界の人ではないという。



「大魔王」の侵攻と伴に、年老いた王を悩ませるのが、1人娘の「チェルシー姫」の失踪です。
王の傍らにある姫の肖像画を目にした主人公、余りの可愛いさに、思わず「大魔王」討伐と、「チェルシー」奪還を約束しちゃいます。

こうして、何故か討伐される側の「魔王」によって、異世界召喚された主人公とブタ子の(珍)道中が幕を開けたのでした。(爆




ざっと、城の周辺を見て回りましたが、見所は多いのですが、今一つストリー進行につながりません。仕方なく村民に聞き込みをしてみると早速、「娘が生け贄に」的な情報が!
しかも、かなりの美だと聞いた主人公はもう、たまりません!
ちょいと、8人居るという部下の一人をイワせて、「大魔王」さんへ宣戦布告です!

実は、最初の山道へのルートはこのマップ内の
2人の登場人物だけの会話で開く。


村の近くにある迷路のような山道。場所はBGMが変るのですぐ分かると思います。
上手く情報を収集すると、この迷路へ入れるようになっていると思います。
※どうでも良い話ですがここのBGMを聞いて、往年の時代劇「眠狂四郎」のBGMを思い出しちゃうのは僕と弟くらいでしょうか?


女の子に近づくと、いきなりボスキャラが現れ、アクション戦闘シーンが始まりました!
出たな!「魔王8人集」の一人!

名前は・・・名前・・・ううん、分からないや。
と、言うくらい弱いボスでした・・・。


生け贄の少女の心はつかめませんでしたが、彼女の事を心配し、橋の工事が途中止めになっていた職人さんの仕事は再開され、無事、橋は開通。
こうして、主人公達は、各地を巡って、世界の危機を(ゆる~く)救ってゆくのでした。

さて、導入部分をざっくりと語ってみましたが如何だったでしょう?
このまま、ストーリーを語ってしまうのは更に多くのページを必要としますし、やはり無粋というものです。

次回はこのゲームの総括を自分なりに語ってゆきたいと思います。

ではまた、お楽しみに!

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