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2026年9月18日金曜日

トンネル DE 座談会(3)

 夏を乗り切れ!!

「(順不同!)私の好きなゲームミュージック10選 」

皆さん、こんにちは。
残暑厳しい今日この頃、皆様は如何お過ごしでしょうか?

「Youtube」で、トンネルの残響音を利用しサックスを奏で続ける男。



人の数だけ好きなゲームがあり、人の数だけ、好きなゲームミュージックがある。
さあ、やって参りましたゲームミュージック回、その第3回目、ゲーム性・完成度、関係無し!

我々の友人達に聞いた、個人的に好きなゲームの音楽を10本。

ランキングせず「順不同」で発表させていただくという、非常にユルい企画です!!


Ryo「まっ、要するにぱっと頭に浮かんだ好きなゲームミュージック10曲程教えてくださいってな感じか!!」


そうです、そういう事でいってみたいと思います!


紹介が遅くなりました。
今回も、解説は、「レトロゲーム親父」こと、「Astronaut」です。

今回も、友人たちから頂いた「ネタ」をもとに、ゲームミュージックについて大いに語り尽くしたい思います。

Ryo「前回同様「巻き」でいきまーす!」(w では、此処からは、 某ゲームメーカーの現役プログラマーにして、私の親友、ついでに親父さんの弟「トンキー」の1番目から!!どうぞ!


んっ、今、「ついで」・・・って、言った?






Ryo こちらは、PC-88版シルフィードより、オープニング、「The Legend of Silpheed」ですね。メロディーが非常に美しいですよねー。

メロディは少しもの悲しくもあり、勇ましくも有り。
真に宇宙で闘う戦闘機パイロットの悲哀すら感じてしまうような名曲ですね。

他にもメガCD版と、PS2版が発売されていて、両方持っておりますが、どちらも別のストーリーとなっており、傑作です!!

Ryo 「はい、次ー」

巻きますねぇ~



Ryo「こ、これは・・・「沙羅蔓蛇(サラマンダ)」・・・いや、「パワーアプゲージ」がある?」
Ryo「そうか、「ライフフォース」ね!」

そうです!

「沙羅蔓蛇(サラマンダ)」の別バージョンともよべる「ライフフォース」ですが、「海外版」と「日本版」に分かれていて「海外版が」、よくあるローカライズの際のタイトル変更に留まっている(※細かな修正は無論あるが・・・)のに対して、「日本語版」は、パワーアップシステムを旧来のものに戻し、キャラの変更・BGMの差し替え・難易度の変更等、全くの別ゲームとして稼働しても遜色無い完成度となっていました。

こちらはステージ2の曲で「Thunderbolt」。

「落雷」を意味する、当時のコナミを代表する名曲です。



Ryo「はいはい、アツくなりすぎねー」

Ryo「次ー。」


Ryo「これは、哀・・・では無い、「愛・戦士 ニコル」ですな。」

こちら、その「愛・戦士 ニコル」の2面と6面のBGMだそうです。

Ryo「・・・だ、そうですって、アナタ。」
Ryo「画面に映ってるのはスタート位地の様な・・・。」

ゲホッ、ゲホッ!
こ、これは、あくまでいイメージと言う事で・・・。
大体、いきなり「ニコルの2面」と言われてもね・・・。

Ryo「あ、開き直った!」(w
Ryo「次ー」






Ryo「おおっ、これは!僕もプレイした事あるよ!」
Ryo「確か・・・そうそう「JESUS」「ジーザス」!」

Ryo「これは、面白かったねぇ!「ラスト」は感動したもんなぁ・・・。」
こちら、JESUSのメインテーマ曲となります「蒼い無限」(あおいむげん)作詞・作曲はあの、「ドラクエ」の「すぎやま・こういち」氏・・というENIXらしいこだわり!

Ryo「この曲は印象深いよねぇ~。オープニング・エンディング曲、ゲーム内でも落着いた雰囲気の際に聞けたりする曲ですよねぇ。」

「JESUS」につきましてはコチラもご覧下さいませ!


Ryo「コラコラ、解説をサボるんじゃ無い!」
Ryo「次ー!」


Ryo「おおっ!これはぁっ!」

セガの体感ゲーム、アフターバーナーⅡより、「アフターバーナー」です

Ryo「燃えるねぇ!」
Ryo「・・・ところで、ちょいと質問あるんだけど?」
Ryo「ゲームのタイトルに「Ⅱ」を付けるのは何で?」

そこを聞きますか・・・?

実は「アフターバーナー」には「 I 」が存在するのです!(注1)

Ryo「マジで!?」

はい、ほぼ未完成のプロトタイプの様なものだったらしいんですけど。約3ヵ月後に「Ⅱ」が登場すると、皆それに入れ換えてしまい、もう街で見る事は無くなった様で・・・。
例えば、ステージ数Ⅰ:18面・Ⅱ:23面・空中のみで地上給油(ミサイルチャージ)が無(かったと思う)い。あと、スロットルレバーが(筐体にはあったのでしょうが、ゲーム内には)無かった。

Ryo「何と!アフターバーナーしない!」

詳細は不明ですが、制作陣も約3か月という短期間で「Ⅱ」をアップしたという事は、「意地を見せた」と、言う事でしょう。

Ryo「オープニングで、「 Ⅰ 」を破壊して「Ⅱ」が現れるとこなんかに、当時のスタッフの「してやったり」感を感じるねぇ~。」

ところで、こちらの音楽ですがアーケード版とは異なり「メロディー」パートが追加されたバージョンです。これも理由が良く解らないのですが、当初のサウンド・チーム(SST)がサントラ収録の際に入れ込んだもので、アーケードでも入っていないのです。
それが、段々と一人歩きし始め、SS版には(隠し要素として)メロディ入り・切りのスイッチまで付く事に!
「各チームがそれぞれ意地を通す。「SEGA」がどうしようもなく「SEGA」だった時代」を感じさせる逸話ですね。

Ryo「まー、アンタ良くそれだけ話しがでるねぇ。」

丁度ツボなもので・・・。

Ryo「では、良い頃合いとなりました。」「また次回は、トンキーの残り5曲を紹介していきたいと思います。」
Ryo「残暑にメゲず頑張ってゆこう!!」

ではまた!!


注1:SEGAマークⅢ版(マスターシステム版は)はアフターバーナーⅠを元に開発されたそうです。地上給油のシーンや「ボスキャラ(!?)」の追加がありますが、アフターバーナーのスロットルが無いのはⅠからの移植だからでしょうか?心なしかオープニングも似ているような・・・。

アーケードのⅠ

SEGAマークⅢ・マスターシステム版

2024年7月31日水曜日

エニックス(現スクウェアエニックス) (2)

おお、ジーザス!

眞島真太郎


再び、大きな革新が起こった。
同社制作のRPG「地球戦士ライーザ」にて、グラフィックを務めた、眞島真太郎氏のAVGデビューである。

眞島真太郎
「ライーザ」の画面です。カッコエエ!

原案・シナリオに雅孝司氏、音楽にドラクエのすぎやまこういち氏、プログラムに芸夢狂人氏を迎え、鉄壁の布陣で送るタイトルは「JESUS」!

眞島真太郎


2061年、ハレー彗星接近の際、観測隊に選ばれた乗務員、武麻速雄(むそう・はやお)の視点で、地球外生物との死闘を描く、ホラーアドベンチャーである。

眞島真太郎

特筆すべきは、やはりグラフィックです。
これが8色!と思うような美麗なグラフィックがつぎつぎと現れプレヤーを圧倒します。

眞島真太郎
このクオリティーでアニメーションします。

また、このゲームの凄いところは周回プレイを意識している箇所がある点ですね。

例えば物語の中盤に、生き残った者達がそれぞれペアになって行動するのですが、チーム
割りを主人公が選べ、それによって、展開が多少変化します。

また、ゲーム中にアクションゲームが出来たり、簡単なパズルを求められたり、果ては音楽キーボードの入力を求められたりと、単に絵が綺麗なだけじゃない、他との差別化も多く見られます。

芸夢狂人
ゲーム中のゲーム

もう1つ凄いのが設定です。

眞島真太郎

こちらのシーンを見てください。
天井の「窓?」のところに魚のようなものが描かれているのがわかるでしょうか?
調べてみると実際に「コイが泳いでいるぞ」と出ます。

昔、本で読んだ事があるのですが、宇宙放射線を防ぐ手段として有効なのが、水だそうで、宇宙船の外側を水で覆うのが良いというものでした。

眞島真太郎
こちらは主人公の乗る2号機「ころな」
1号機「コメット」の名前も覚えておくと
「2」をプレイしたときにおっ!と思うかも

このことは説明には全く無いので、あくまで妄想ですが、この宇宙船は生活エリアの外壁に
水のタンクを持ち、宇宙放射線を防ぐとともに、魚(コイ)は船員のメンタルケア&ビオトープのような永久システムの一部なのか知れません。

こういうのは周回プレイならではの発見で、ある意味ゲームならではの楽しみです。

このゲームを強く意識していたという小島監督は、自身のゲームにてこの点を深く掘り下げ、周回プレイを楽しませる事に成功しています。


このゲームには更に続編であるJESUSⅡというゲームがあります。こちも眞島真太郎氏のグラフィックですが、更に躍動感溢れる絵となっております。

眞島真太郎
画像はX68000版です

眞島真太郎
たまたま主人公が乗った船が回収したコンテナには
あるロゴが・・・。

眞島真太郎

眞島真太郎

只、シナリオライターの方が途中で降板した影響か、絵とシナリオが合っていない、(主人公とその友人は、メカニックとレーサーなんだが、あからさまに絵が逆である)とか、前作と比べ1本道のシナリオとか。(ミニゲームも無くなってる)

眞島真太郎
レーサー(奥)にダメ出しされる
メカニック(手前:主人公)

ただ、この絶望的な状況の中(グラフィック等はすで制作に入っており、何割か完成していたとか・・・)発売中止(下記おまけ参照)にならず、ある程度のクオリティをもって発売してくれた事は賞賛に値します。

もちろん前作であるJESUSにも惜しい点はあります。

例えば、恐らく人類初の「地球外生物」との接触、そして犠牲者が出ているのですが、メンバー全員のリアクションが(主人公含め)軽すぎる点です。


けど、こういったストーリーに突っ込みを入れたくなるほどJESUSは良く出来たゲームなのです。
このゲームの存在が、これより後、(それは同社含め)発売されるAVGのレベルの底上げに貢献した事は間違い無いでしょう。

おっと、なんてこったJESUS!
このゲームだけで、こんなに書いちゃたぜ!
取り留めが無くなるので(3)へ続きます。

お・ま・け

開発中止命令!

全てのゲームがつつがなく発売にこぎ着けてくれれば良いのですが・・・。
「それ」はエニックスでもあった様で・・・。デカい広告をブチ上げがちなエニックスだけにインパクトは抜群で・・・。

ケース1:「スサノオ」 
あっという間に消えてしまったので、記憶に薄いのだが、日本神話を舞台にしたAVGもしくはRPGだったと思う。
イラストは「いのまたむつみ」さん。
PC-98専用だったと思います。出たら必ず買おうと思ってました。

ケース2:AngelusⅡ「ホーリーナイト」
なんか煮え切らない終わり方をした「Angelus」の続編。
キャラデザにZガンダムの「北爪宏幸」氏を迎えた意欲作、ネットに流出した画像を見るに、殆ど完成していた様だが・・・。
実は今でも、発売を待っております。

ケース3:プラジェータ マルスへの挑戦
アニメ「プラレス○四郎」を地でいくような作品のイメージ。
これが、額面通り発売されていれば・・・。
発売はされたが、内容は、ネットワーク上のウイルスとの攻防という似ても似つかないものに・・・。

まあ、当時のゲームは少数精鋭での開発だったため、誰か一人でも抜けると開発が頓挫する場合が多かった。
上記のJESUSⅡが、あれほどの完成度で発売出来たのは、残されたスタッフの努力の賜だろう。