冒険者たち
前回は、ついつい語り過ぎてしまい、結局ゲームのオープニングにもたどり着けませんでした。では、改めてオープニングです。
おお、TVみたいなBGM!
久々に聞いたネオアトランティスのテーマ(※仮称・本当はこういう名前ではないと思います)いやー、「ザ・悪の組織」って感じがイイですねぇ。
いつも「これが君の最後だよ」的な発言をしながら、毎回失敗。
ノーチラス号一行に、施設や兵器を破壊されまくる、ツイていない男、ガーゴイル。
まあ、「失敗を部下になすりつけ処分・・・」という、いかにもな行為も、余り(無いとは言わないが・・・)観た事が無いので、上に立つ人としては部下等に慕われているのでしょう。
構成員は全員妙な仮面&三角帽子を付けていることから、普段はどこかの国の政治家・財界人・科学者で、「ネオアトランティス」活動は「秘密結社」的な集団なのであると思われます。
今回も、半ば「死亡フラグ」と化しつつある台詞を吐いてゲームスタートです。
ノーチラス号ブリッジ
場面変りまして、こちらは、緊迫感に包まれた「万能潜水艦ノーチラス号」のブリッジ。
最近、この近辺を荒らし回り、多くの犠牲者を出している「海の怪物=ネオアトランティスの艦船」を発見したとのことで、乗員は緊迫感に包まれているようです。
そんな中にナディアとジャンの姿が。
どうやら、ブリッジを見学中に戦闘に巻き込まれたようです。
・・・が、緊張しているのはジャンばかり、「音波」で相手の位置を探り合う地味な戦闘に早くもナディアは退屈気味。
余りの緊張感の無さに船長に叱られ、益々ムクれたり。
・・・と、測的長である「エイコー」さんから、こんな言葉が。
「追跡中の艦の潜航音がノーチラス号の「それ」と全く同じだ」と!
つまり、現在追っている「敵」は「ノーチラス号の同型艦か、それに類する艦船」だということです!・・・そうなると・・・。
「索敵能力」も、ほぼ同一だと思わざるを得ません。
ノーチラス号乗員の思考より、敵が一歩上回っていました。
敵艦がノーチラス号と同様の「誘導弾」を発射して来たのです!
ネモ船長の咄嗟の判断で、大半は回避する事が出来たのですが1発だけ撃ち漏らした誘導弾がこちらへ・・・。
あわや!?
・・・と、思われましたが、幸いなことに「弾は不発」だったようで。
こちらが、身構えている内に、相手は逃げて行きました。
機関長曰く、目視で見ると、噴射口から対消滅の反応光が出ているとの事。
つまり相手も、新しい戦艦を持て余しているのでしょう。
胸をなで下ろす一同。
・・・ここでジャンが気付きます。「ナディアが居ない!」
さっき(止めたけど)「マリーが心配」と言って、出て行ったと、エレクトラ。
今すぐ後を追って行きたい所ですけど、ジャン君は艦内の安全が確認出来るまで、しばらく待機が命ぜられます。
艦内待機が解除され、早速マリーの元へ。
すると、マリーが泣きながら出て来ました。
曰く、ナディアは確かに来たのですが、その直後に停電か何かで明かりが消え、その後、明かりは元に戻ったのだが、ナディア既にそこには居らず、床が濡れていた・・・と、いうものでした。
一瞬、昭和のホラー特番を彷彿とさせる内容ですが、それは科学者であるジャンには通用しません。
マリーに見付けてくるよと声を掛け、艦内を探し始めます。
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| あ、貴方は「フェイト」さんじゃあありませんか! くうううう・・・。まだ生きてる! このゲームが、TVシリーズの14話前後という、 設定なので、途中で「離脱」したキャラと会う事も。 |
そこへ血相変えてグランディスさんが飛び込んできます。
曰く「ナディア」が大変との事。
言われるがままに「調理室」へ行ってみると・・・。
何と、あれだけ探し回ったナディアが料理長と一緒に料理をしているじゃありませんか!
普段、「ベジタリアン」で魚や肉などは「かわいそう」と、一切口にしないどころか触りもしないナディアが、嬉々として魚を捌いているのです。
「さっきの戦闘のショックでおかしくなったのか?」と訝しむジャンですが、瞬く間に料理は完成し、これまた、普段の彼女から想像も付かない「ぶりっ子」スタイルで配給、及び、食堂への集合を依頼されるのでした。
戦闘終了の開放感からか、皆、配給に飛びつきます。
ただ、測的長である「エイコー」さんは気になる事があると云い、グランデス一味の「サンソン」「ハンソン」はナディアの料理を知っているので、「まだ、死にたくない。」(爆)と、口にしませんでした。
ところが、食事をした者が次々と苦しみ出します。
ナディアは豹変し、自分はネオアトランティスに作られた人造人間であり、先程の不発弾に乗りこの船に、破壊工作を行う為乗り込んだ事。逆に本物のナディアは修理の際に不発弾と共に艦から引き離され、既に「ガーフィッシュ」が回収済みである事。そして、そのすべてをネオアトランティス側が自分を通じモニター中である
事を告げます。
・・・つまり、艦内の窮状は敵に筒抜けという事です。
危うし!!ジャン!!
その刹那、「偽ナディア」の背後で声が!
「通りすがりのダンディ野郎。」
サンソン!!
勝てないとみるや髪飾りを引きちぎり、「最終行動」に移ります。
が、そこでジャンが予想もしなかった行動をします。人造人間を庇おうとしたのです。
その突飛ともいえる行動が、却って功を奏したのか、ジャンもクルーも無事でしたが、偽ナディアには深刻なダメージが。息を引き取る前に「何故私を助けようとした?」的な発言をしている所を見るに、完全な「非人道殺人マシーン」ではなく人の心があったようです。
なんてことをするんだ!ガーゴイル!!
許さん!!
・・・と、ジャンを含め多くのプレイヤーが、思ったとか思ってないとか。
とにかく、こんな彼女の姿を見ていると、逆に「ナディア」の事を思わずには居られません。
ジャンは「偽ナディア」を水葬にすると、ナディアを救う決意を新たにするのでした。
測的長である「エイコー」さんがジャンに皆を集めるよう依頼します。
現場は「最悪を絵に描いて額に入れたような状態」(漫画AKIRAより)です。
果たしてジャンとその仲間達は苦しむクルーを救い、このピンチを脱することが出来るのでしょうか!?
おっと、知らないウチにこんなにも語っておりましたがまだ、話は冒頭です。
次回!激闘編(?)を、お楽しみに。
尚、今年の「年跨ぎスペシャル」は「不思議の海のナディア」(X68000版)と致します。と、いうことで・・・。
ありがとうございます。
今年一年間大変お世話になりました。実は、目下の目標でありました一ヶ月の来場者2,000人を11月に上回り、12月は何と5,000人近くの方にご来場頂いております。
レトロゲームという「ニッチ」なパイの中でよくぞ我がブログにご来場頂きましてありがとうございます。
先だってのインフル感染以降、「パーキンソン病」に犯された体調は悪化の一途をたどっており、いつか、キーを叩くことが出来なくなるのではとの思いに、恐怖する事がありますが、こうして、ご来場頂く人が居られる限り語っていきたいと思っております。では、また。
「来年」お会いしましょう!「良いお年を!!」
2025年12月29日 Astronaut(レトロゲーム親父)



























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