おお、ジーザス!
このクオリティーでアニメーションします。 |
画像はX68000版です |
レーサー(奥)にダメ出しされる メカニック(手前:主人公) |
ただ、この絶望的な状況の中(グラフィック等はすで制作に入っており、何割か完成していたとか・・・)発売中止(下記おまけ参照)にならず、ある程度のクオリティをもって発売してくれた事は賞賛に値します。
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画像はX68000版です |
レーサー(奥)にダメ出しされる メカニック(手前:主人公) |
あなたはスクウェアエニックスという会社がスクウェアとエニックス2つの会社が合併して出来た名前だという事を知っているだろうか?
それより前にエニックスは、コンテストを開いて上位入選作をソフトとして販売していた会社であること、ドラゴンクエストの堀井雄二氏、すぎやまこういち氏、チュンソフトの中村氏などもその中より業界デビュー(注1)を果たされた方であるということを知っているだろうか?
本日はパソコンソフトが夢と希望と混沌に満ちていた頃の話である。
「TOKYOナンパストリート」とか、 「ロ○ータ・シンドローム」なんてゲームも堂々と 載ってましたねー大らかな時代です。 |
その頃の私はMSXを買ったばかりの頃で、友人が買って来るベーマガ等のパソコン誌の広告(特に移植情報)を食い入るように見ていた。
その中でもエニックスの広告の情報量は凄まじく、2ページの見開きの中にこれでもか!と情報を詰め込んでいました。
その中で私の目を特に引いたのは、エルドラド伝奇と、ザースというAVG(アドベンチャーゲームの略・以下AVG(注2))である。
これも美しいグラフィック。 漫画家の槙村ただし氏によるものです。 |
「ミリカ」という名前が付いているが、只の村娘。 このグラフィックのお陰で主人公達のキャラが霞む事に。 |
こちらが正式なヒーローとヒロイン。 顔を晒さないので印象はイマイチ。 |
結局、上記の2本はX1で発売されず。最後までプレイしておりませんが、FM-7を所有している友人の家でさわりだけプレイさせて貰いました。(画像はPC-88版です)
こちらも、ザースの絵師の方が関わっているそうなのですが、夢戦士ウイングマンです。
全ウイングマンファンが心を掴まれた瞬間 8色のタイリングペイントの妙です! |
ゲームと原作ものとは、なかなか合わないというタブーにリアルタイム戦闘や、分かり易いひらがな表記、細かいリアクションで挑戦しております。
「北斗ゲームはハズレばかり」という ジンクスと闘う男。ケンシロウ。 |
こちらも原作準拠のショッキングなグラフィック、リアルタイム要素の戦闘が緊張感を高めます。
ストーリーはサザンクロスの「シン」までと短いですが、面白いゲームに仕上がっています。
特に前者、「ウイングマン」はパソコンと親和性が良かったのか、ファンの支持を受け、全3作まで制作されおりました。
まあ、3作目もX1未発売なもんで、未プレイなんですケドねー。(涙)
そして、おそらく初のアニメーション処理を本格的に使ったAVG「セイバー」。アニメーションに拘ったため、当時ゲームに使われることがほとんどなかった16Bit機・PC⁻98(注3)のみでの発売!(いくら売れたんだろ?)
そして、忘れちゃならないのが堀井先生の通称ミステリー3部作のうちの2つ、「ポートピア連続殺人事件」そして「軽井沢誘拐案内」だ!
移動はこんな感じで。更に後半はRPGしちゃいます! |
特に軽井沢誘拐案内では、もはや悪ノリに近い「エロ」、「ギャグ」、「そして・・・愛」と、堀井節最高潮!
勢い余って、マスターを抱き寄せる主人公。 |
主人公と彼女との〇〇〇シーン(必然性あり)とか、RPGシーンの最終兵器「スケスケ〇〇ティー」とか、現在キッズにそのままを遊んでもらうワケにいかないのが辛いところ。
ただ、カオスともいえる内容を上手に1本のゲーにまとめ上げる力量はさすが堀井さん!
3部作の最後を飾るに相応しいデキです!
聞くところによれば、グラフィック含め、全て堀井さん製作という噂があるが、確認は出来ておりません。
くうううっ、楽しくなって来ちゃった!
でも、長くなりすぎました。意外と遊んでないゲームは端折ってこれですから、すごい懐の深さですね。では((2)・激闘編?)をお楽しみに!
注1:中村氏は「ドアドア」というゲームで入賞。デビューを果たしたが、堀井氏・すぎやま氏は、既にライター・音楽家としてデビュー済みである。故に「(ゲーム)業界デビュー」とした。
注2:現スタジオベントスタッフ取締役の山下章氏の造語。氏に敬意を払い、以後使用させていただきます。
注3:画像はエミュレーターのものですが、何故かサウンドボードを「無し」に設定しないと途中で止まってしまいます。上記設定にて最後までプレイ出来ました。※画像はイメージです |
どうも私に会いにわざわざクラスを訪れたみたいで、手紙を受け取った女子達が自転車置場で帰り支度をしていた私のところへ持って来てくれた。
そういう経緯があった為、最初は、クラスの女子のドッキリかと思った。
正直、身に覚えが無かったからだ。
そう身構えながらも、はやる心を抑えながらポーカーフェイスで家まで帰った。
家に帰ると、一目散に部屋へ入り手紙を開封。
中に入っていたのは「新海誠」氏の初期作品に登場しそうな、可愛らしい手紙。
どうやら、彼女は普段からこっそりと僕のあとをついてきたりしていたらしく、「ご迷惑でしたか?」(全然気付いていなかった)なんて文章が綴られていた。
※画像はイメージです |
瑞々しい、本物の「ラブレター」が、そこにはあった。
時は高3、あるとき、電気店を訪れた僕は、とんでもないものを目撃する。
それは、パソコン誌なんかでも予告を見たことが無い、(注1)コナミの新作ソフト、「魔城伝説」である。
正直、懐は厳しかった。だが、他ならぬコナミの新作である。「買う」以外の選択肢は無かった。
完全な嫌がらせパネル。 相手の弾や突進を防いでくれる訳ではありません。 |
特に、敵の攻撃が厳しくなる後半のステージは、敵に向かって打ったつもりが、隠し「?」パネルに阻まれたり、橋が見つからずスクロールに押しつぶされたりと、いわゆる「初見殺し」として働きます。
眼前には川!でも・・・橋が無い!絶体絶命! |
弾除けに便利?障害物が無ければ、壁抜けが出来ます。 |
攻略パターンを見つける事が重要となるのですが、そこはコナミ。
絶妙の難易度で少しづつ先に進めるようになっていきます。
そう・・・何度もプレイすれば必ず。
悩んでいた。
柄にもなく本気で。
弟はステージ6。僕はこの辺りが限界でした。 |
「MSXを置いてある部屋では、相変わらず友人たちがゲームに興じ、無邪気な笑い声を上げていた。
その声はひどく子供っぽく、また、同時に、かけがえのないものに思えた。
手紙で指定された場所に行くと、そこには数人の女子グループが待っていた。
私が近づくとグループが割れ、一人の少女が歩み寄って来た。のちに同級生には「フツーな娘だった」とうそぶいたが、僕には過ぎたほどの美少女だった。
そして・・・。
ごめんなさい。」
「ちょっと先輩!」「えーっ!」周りの女子からの声。
彼女の顔を二度と見ることが出来ず、逃げるようにその場を後にした。
今にして思えば、
・・・坊やだからさ。
この一言に尽きる。
正直・・・
頭がどうかしていたとしか思えない所業です!
せめて、「お友達から・・・」なんて台詞が何故、出なかったのか。
まぁ、歴史にIFは無いように、人生にもIFは無い。
・・・めでたし・めでたし。
・・・めでたくねえよっ!
お・ま・け
この後、しばらく塩漬けになっていた当ソフトですが、数年後、ある日友人が我が家に持って来た「新10倍カートリッジ」(注3)の、どこでもセーブ機能にてクリアする事が出来ました。
中央の白いやつがボス。 見かけによらず、強い。 |
(注1)単なる見落としだろうが、本当にノーマークだった。
(注2)美少女ゲームでラストシーンに男の顔しか出ないヤツ。初見でこのENDを迎えるとモニターを叩き割りたくなる。
(注3)「新・ゲームを10倍楽しむカートリッジ」。我が家で意外と活躍。
長い間更新が止まっていた当ブログ。ついに再始動する運びとなりました。
いきなり病気についての話題だったので、御心配をお掛けしてしまったかも知れません。前述の通り、社会復帰を果たして現在は社会人として働いております。
何故、更新が止まっていたかにつきましては、実は殆んど、病気の所為ではないのです。
実はプレステ5を買いたいという稟議書が嫁さんに受理され、ついでにPSVR2も手に入れ、GT7にハマりまくっていたのでした。
いやー、やっぱりイイですねぇーPSVR2+GT7。このゲームのためだけにVRを買ったとしても惜しくないでしょう。
それから、ブログについては、入院中スマホ操作をしくじって、完成させた記事をまるまる1つ消してしまったという事がありまして、丁度、この前書き上げたラグランジュL-2の記事はリテイクなんです。
消した時には、その時書きたかったものを全て詰め込んだつもりだったので、すごいショックで、しばらく書く気が起こらなかったですね。
こうした状況にクサビを撃ち込んでくれたのが、前述のRyo君です。
彼のYoutube動画を家族に見せた際に、嫁さんからあなたも何かやってみては?と、言われ、ブログを思い出したのです。
久々なので閑散とした状況を予想したのですがなんと、1つ1つの記事にちょっとした街の人口ほどの閲覧履歴が上がっているではありませんか!
こんな駄文を、わざわざ見に来てくれている人がいる。これは何よりの励みになりました。
書きたい事のプロットはすぐに頭に浮かび、ラグランジュL-2の記事などは以前より良いものとなりました。
こうなったら、腕が動かなくなるまでやってしまうしかありません!
このブログを訪れていただいた皆さま。本当にありがとうございます。
この命続くまで頑張りますので、お付き合いいただければ幸いです。
お・ま・け
最後に記事の閲覧履歴Top5を公開します。どうぞ!
こんなに完成された格闘ゲームを残しているのに。時代のキャスティングボートを握れなかったとは。
また、タイトル名は餃子の王将で「餃子1皿」を表す「イーガーコーテー」から、コナミスタッフが名付けたとか・・・。
4位・夢大陸アドベンチャー
安定の1本。やはりMSX&コナミのソフトは鉄板か!・・・と思いきや。