灰の中より生まれたもの
結局作っている内にこんなワケの分からない、レビューになってしまいました。
お付き合い頂きました皆様お疲れ様でした。
この、「ダイナソア」は88-FR購入直後くらいに、ファルコム通販で購入しました。
今回、88版でレビューしようと思ったのですが、上手くイメージ化出来ず、後に購入した98版でのレビューとなっております。
こちらのゲームですが、当時でもあまり見なくなって来た、3DダンジョンのRPGとなります。
フィールドがある感じは、Wizより、マイト&マジックや、ブラックオニキスに近い感じでしょうか?
シナリオも海外のRPGをも凌駕するエグい内容で、プレイする人間を選ぶ、ある意味ファルコムらしくない作品となっております。
ですが、私を含め、心に何らかのインパクトを受け、未だにプレイしている熱狂的なファンが多いソフトであるということもネット等を見れば明らかでしょう。
また、ゲームはジョイパッド対応で、2ボタンのパッドで全て操作出来ます。
また、どこでもボタンを押すだけで、戦闘→回復→戦闘と繰り返せる為、連射パッドを利用したスキル(ゲームでは技術)上げも出来ます。(注1)
また、その場で回復が出来る為見落とされがちですが、技術が高くなり、技を修得し尽くすと、宿屋でイベントが起こり、キャラクター同士で技術を教え合ったりする事もあります。(ルオンを除く)
強くなって来ると街迄の帰路が億劫になって、見落とされがちなので注意が必要です。
ここまで、ベタ褒め状態でしたが、気になる点もあります。
それはエンカウント率の高さです。
マッピングしていても気が散って、どこを向いていたのか分からなくなってしまうことも多々有ります。
まあ、エンカウントの多さのお陰で、レベル上げや技術の習得が楽になっているとも思うんですけど、ちょっと多すぎです。
この辺り、もう少しバランス調整が出来ていれば・・・と、残念に思います。
ゲームは序盤から2つのシナリオに分かれます。当初、表パーティーでクリアした私は、非常に満足していましたが、1つ気になる事がありました。
それは、まだ見た事が無い魔法(「我は~」シリーズ)が、マニュアルに載っているのです。
そして、ある日雑誌のスクープ記事を見て驚愕しました。そこには見たことが無いキャラクターでパーティーが組まれていました。
「我は~」という魔法も、その中の魔法使いが使用する技術とのことです。
驚きました。
まさか、こんな仕掛けを用意頂いているとは・・・。
流石ですファルコム!
このRPGが持つ辛口のストーリーには、以外と裏パーティーのメンバーがしっくりきて、最後まで楽しむ事が出来ました。
特にこれといった才能が無いのに、徹頭徹尾毒を吐き続ける「ルオン」さん。見事なヒールっぷりは惚れ惚れするほどです。
しかも、あのおっさん、最後の最後にとんでもない事をしゃがるし!
おっと、短く纏めるつもりがこんな長文になってしまいました。
この、ダイナソアは「ダイナソア・リザレクション」というWindows用のリメイクや、EEG等でも遊ぶ事が出来ます。
このゲームで得た「手応え」を更に昇華させ、フルマウスオペレーヨン&地道なダンジョン攻略が売りの「ブランディッシュ」シリーズのブートへと繋がったのでは?
・・・と、僕は思います。
注1:技術上げポイントはズバリ、「町への岩場」!
ここは出てくる敵は蜂のみ。
宝箱をドロップしない・・・と、好条件。
連射機能の付いたゲームパッドを用意し、ボタンの上に本でも置いて押しっぱなしにする。
技術はそれぞれTP消費の少ないものでOK。
1晩くらい放置すると、朝には技術のみカンストしたキャラが!
そしたら宿屋に行くのだ!
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