2025年12月29日月曜日

(年跨ぎ企画!)不思議の海のナディア(X68000版)(2)

 冒険者たち


前回は、ついつい語り過ぎてしまい、結局ゲームのオープニングにもたどり着けませんでした。

では、改めてオープニングです。

おお、TVみたいなBGM!
久々に聞いたネオアトランティスのテーマ(※仮称・本当はこういう名前ではないと思います)いやー、「ザ・悪の組織」って感じがイイですねぇ。


どうやら、ノーチラス号はガーゴイルの奸計にハマりつつあるようです。


いつも「これが君の最後だよ」的な発言をしながら、毎回失敗。
ノーチラス号一行に、施設や兵器を破壊されまくる、ツイていない男、ガーゴイル。
まあ、「失敗を部下になすりつけ処分・・・」という、いかにもな行為も、余り(無いとは言わないが・・・)観た事が無いので、上に立つ人としては部下等に慕われているのでしょう。
構成員は全員妙な仮面&三角帽子を付けていることから、普段はどこかの国の政治家・財界人・科学者で、「ネオアトランティス」活動は「秘密結社」的な集団なのであると思われます。


今回も、半ば「死亡フラグ」と化しつつある台詞を吐いてゲームスタートです。

ノーチラス号ブリッジ

場面変りまして、こちらは、緊迫感に包まれた「万能潜水艦ノーチラス号」のブリッジ。


最近、この近辺を荒らし回り、多くの犠牲者を出している「海の怪物=ネオアトランティスの艦船」を発見したとのことで、乗員は緊迫感に包まれているようです。


そんな中にナディアとジャンの姿が。
どうやら、ブリッジを見学中に戦闘に巻き込まれたようです。
・・・が、緊張しているのはジャンばかり、「音波」で相手の位置を探り合う地味な戦闘に早くもナディアは退屈気味。
余りの緊張感の無さに船長に叱られ、益々ムクれたり。


・・・と、測的長である「エーコー」さんから、こんな言葉が。

「追跡中の艦の潜航音がノーチラス号の「それ」と全く同じだ」と!
つまり、現在追っている「敵」は「ノーチラス号の同型艦か、それに類する艦船」だということです!・・・そうなると・・・。
「索敵能力」も、ほぼ同一だと思わざるを得ません。


ノーチラス号乗員の思考より、敵が一歩上回っていました。
敵艦がノーチラス号と同様の「誘導弾」を発射して来たのです!
ネモ船長の咄嗟の判断で、大半は回避する事が出来たのですが1発だけ撃ち漏らした誘導弾がこちらへ・・・。

あわや!?


・・・と、思われましたが、幸いなことに「弾は不発」だったようで。
こちらが、身構えている内に、相手は逃げて行きました。
機関長曰く、目視で見ると、噴射口から対消滅の反応光が出ているとの事。
つまり相手も、新しい戦艦を持て余しているのでしょう。


胸をなで下ろす一同。

・・・ここでジャンが気付きます。「ナディアが居ない!」

さっき(止めたけど)「マリーが心配」と言って、出て行ったと、エレクトラ。
今すぐ後を追って行きたい所ですけど、ジャン君は艦内の安全が確認出来るまで、しばらく待機が命ぜられます。


艦内待機が解除され、早速マリーの元へ。
すると、マリーが泣きながら出て来ました。


曰く、ナディアは確かに来たのですが、その直後に停電か何かで明かりが消え、その後、明かりは元に戻ったのだが、ナディア既にそこには居らず、床が濡れていた・・・と、いうものでした。

一瞬、昭和のホラー特番を彷彿とさせる内容ですが、それは科学者であるジャンには通用しません。
マリーに見付けてくるよと声を掛け、艦内を探し始めます。

あ、貴方は「フェイト」さんじゃあありませんか!
くうううう・・・。まだ生きてる!
このゲームが、TVシリーズの14話前後という、
設定なので、途中で「離脱」したキャラと会う事も。

そこへ血相変えてグランディスさんが飛び込んできます。
曰く「ナディア」が大変との事。
言われるがままに「調理室」へ行ってみると・・・。
何と、あれだけ探し回ったナディアが料理長と一緒に料理をしているじゃありませんか!


しかも、様子がおかしいのはそれだけではありません。
普段、「ベジタリアン」で魚や肉などは「かわいそう」と、一切口にしないどころか触りもしないナディアが、嬉々として魚を捌いているのです。
「さっきの戦闘のショックでおかしくなったのか?」と訝しむジャンですが、瞬く間に料理は完成し、これまた、普段の彼女から想像も付かない「ぶりっ子」スタイルで配給、及び、食堂への集合を依頼されるのでした。


戦闘終了の開放感からか、皆、配給に飛びつきます。
ただ、測的長である「エーコー」さんは気になる事があると云い、グランデス一味の「サンソン」「ハンソン」はナディアの料理を知っているので、「まだ、死にたくない。」(爆)と、口にしませんでした。


交代勤務から外れているメンバーは、ほぼ全て食堂名集まり「食事会」が始まりました。肝心の魚料理ですがみんなウマイウマイと掻き込んでんでゆきます。


余りの変貌ぶりに逆に恐ろしくなったジャンは食事を摂ることを拒否してしまいます。
普段だったら、感情的になって怒り出すかと思われますが、何と彼女はさめざめと泣き出します。


皆の批難の視線が殺人光線となって(爆)、ジャンを切り裂きます。

ところが、食事をした者が次々と苦しみ出します。

ナディアは豹変し、自分はネオアトランティスに作られた人造人間であり、先程の不発弾に乗りこの船に、破壊工作を行う為乗り込んだ事。逆に本物のナディアは修理の際に不発弾と共に艦から引き離され、既に「ガーフィッシュ」が回収済みである事。そして、そのすべてをネオアトランティス側が自分を通じモニター中である
事を告げます。

・・・つまり、艦内の窮状は敵に筒抜けという事です。


現場より逃走を図ろうとしたジャンは、「偽ナディア」に捕まってしまいます。


危うし!!ジャン!!
その刹那、「偽ナディア」の背後で声が!
「通りすがりのダンディ野郎。」
サンソン!!


その立ち振る舞いに何かを感じたのか「偽ナディア」のターゲットはジャンからサンソンへ、が、常人離れしたパワーで相手を圧倒するサンソン!!
勝てないとみるや髪飾りを引きちぎり、「最終行動」に移ります。


危ない!
が、そこでジャンが予想もしなかった行動をします。人造人間を庇おうとしたのです。


その突飛ともいえる行動が、却って功を奏したのか、ジャンもクルーも無事でしたが、偽ナディアには深刻なダメージが。息を引き取る前に「何故私を助けようとした?」的な発言をしている所を見るに、完全な「非人道殺人マシーン」ではなく人の心があったようです。

なんてことをするんだ!ガーゴイル!!
許さん!!

・・・と、ジャンを含め多くのプレイヤーが、思ったとか思ってないとか。

とにかく、こんな彼女の姿を見ていると、逆に「ナディア」の事を思わずには居られません。
ジャンは「偽ナディア」を水葬にすると、ナディアを救う決意を新たにするのでした。

測的長である「エーコー」さんがジャンに皆を集めるよう依頼します。
現場は「最悪を絵に描いて額に入れたような状態」(漫画AKIRAより)です。

果たしてジャンとその仲間達は苦しむクルーを救い、このピンチを脱することが出来るのでしょうか!?

おっと、知らないウチにこんなにも語っておりましたがまだ、話は冒頭です。
次回!激闘編(?)を、お楽しみに。

尚、今年の「年跨ぎスペシャル」は「不思議の海のナディア」(X68000版)と致します。と、いうことで・・・。



ありがとうございます。

今年一年間大変お世話になりました。実は、目下の目標でありました一ヶ月の来場者2,000人を11月に上回り、12月は何と5,000人近くの方にご来場頂いております。

レトロゲームという「ニッチ」なパイの中でよくぞ我がブログにご来場頂きましてありがとうございます。

先だってのインフル感染以降、「パーキンソン病」に犯された体調は悪化の一途をたどっており、いつか、キーを叩くことが出来なくなるのではとの思いに、恐怖する事がありますが、こうして、ご来場頂く人が居られる限り語っていきたいと思っております。では、また。

「来年」お会いしましょう!「良いお年を!!」

2025年12月29日 Astronaut(レトロゲーム親父)

2025年12月26日金曜日

(年跨ぎ企画!)不思議の海のナディア(X68000版)(1)

The Secret of Blue Water 


「汝は冒険者か?
危険という名の滝を潜り抜け、その奥に伝説の正体を求める者か?
ならば、我を求めよ。」

時に1990年4月。
毎週金曜日の7時30分。
ー部のアニメファンは、熱気と興奮を持ってTVの前にかじりついていた。
当時は、知る人ぞ知る製作会社「ガイナックス」。
後に「エヴァンゲリオン」等で有名になる「庵野秀明」監督によるアニメ「不思議の海のナディア」の放送開始であった。

当時大学の単位も殆ど取れ、後はゼミと卒論だけという状態だった私は、週一回の授業もチャリンコで通うのが億劫になり、車を入手しアパートを引き払った友人の送り迎えで、大学に通う等、長い人生に於いて最も怠惰な時間を過ごしていた。

「指輪物語」や、吉川英治「三國志」を読破し、活字にも食傷気味になって来たある日。
何の気なしに観ていたNHKで新作アニメの特集みたいなものを放送していた。
曰く、あの「オネアミスの翼(王立宇宙軍)」のスタッフによる新作アニメ!との事である。

心が動いた。


「オネアミスの翼(王立宇宙軍)」と言えば当時観たくて、映画館を巡ってみたが、早々に別の映画に切り替わってしまい、結局観る事の出来なかった映画である。
雑誌などでは、特にラストシーンは「ナウシカ」で「巨神兵の復活を手掛けた人の独壇場だ!」等、評価が高かったので観たかったのですが・・・。


この「ナディア」は、その人が「監督」だという。

これはぁ!観るしかない!

・・・と、いう事で。


始まりました。本放送。
まず、真っ青な画面に一羽の白い鳥が。
森川美穂さんが歌うキャッチーなオープニング曲、「ブルーウオーター」が流れます。

ここで横から雲が現れ画面を覆います。
サッと雲を抜けた瞬間、後ろから飛んできた飛行機が前に抜け、そこでタイトルです。

・・・もう、このあたりで心を鷲づかみ状態。


この後はBGMに乗って各キャラの紹介となります。
先ずは、ヒロインでありタイトルにも入っている「ナディア」。


そして、我らが主人公「ジャン」!
「マリー」「キング」「グランディス一味」「ノーチラス号乗員」と、アップテンポに紹介されて行きます。


海中を潜航する「ノーチラス号」と、何かの遺跡みたいなものが写ったら・・・。


ラストはやはり、この人。

「ジャン君、これは軍艦ではない。船長と呼びなさい。」と言いつつ、バリバリに武装した潜水艦で、ネオアトランティスと闘い続ける孤高の漢、「ネモ船長」


はっきり言って最高である。
内容も、程よいマニアックな部分を残しつつ表面上は「ボーイ・ミーツ・ガール」を地でいく王道のストーリー。

特に艦船の書き込み、アクションシーンの動作などは強い拘りが有るようで、私なんかは気付いていなかったが、「宇宙戦艦ヤマト」のパロディが必ず1回は入っているんだとか。


うん・・・・?

いつの間にか・・・

大きく脱線してしまいましたが、当時、「湾岸戦争」関連
のニュースの為、何度も中断、順延を繰り返しつつも、何とか全話視聴する事に成功した、希有なアニメでありました。

※画面はPC-98版のナディア

※画面はPC-98版のナディア

文字通り大団円を迎えた「エンディング」より約1年。
製作会社であるガイナックスより、PC-98版のAVG「不思議の海のナディア」が発売された。そして、その98版を元にサウンド・効果音を強化したX68000版が約半年後に発売されるのだった。(※但し、98版のナディアはMIDI(LA音源)に対応していた

X68000版。解像度と意匠が豪華になった所為で
少し小さく見えるが、サイズは98版と同じ。

当初はもう少し早い移植となる筈だったのだろう。
というのもガイナックスの通販に予約をしていた人を対象に、お詫びとして「ミュージック・フロッピーディスク」なるものが事前に送られて来たのだ。

これは、FD1枚に数枚のイメージCGと、X68000版のBGMが演奏されるもので、何か得した気分になるアイテムであった。




・・・いやー。
別に、文句言った訳じゃないけど、こういうディスクをわざわざ送って来るのが嬉しいじゃあないですか。

まあ、中にはNHKさんに叱られそうなイラスト等もありましたが。(爆・叡智なものじゃあありませんよ)

・・・っと、まだ、ゲームの解説に入らないまま、お時間の様です。
次回は、導入部分~中盤付近まで解説出来ればと、思っております。

それでは皆様次回をお楽しみに!

2025年12月17日水曜日

まだまだあるぞ、コナミのMSXゲーム(2)

たかが「インフルエンザ」と、馬鹿にするなかれ!


前回より、約2週間。

いやー、死ぬかと思いました。

まだ「自分」を完全には取り戻してはいませんが、徐々に修正していきたいと思います。


まあ、病気の話題ばかりじゃ、ゲームのブログではありません。

気を取り直して行きましょう!


前回よりのあらすじ~

実家のお片付けを命ぜられた「勇者」ではあったが・・・。

やはり、面倒くさいのと、胸に去来する、かつてゲームと共に過ごした思い出に、ついつい手が止まりがちであった。


ロードファイター


見下ろし型の2Dレースゲーム。

スタートこそ、ライバルと並んで出発ですが、後は公道レースの様な世界。

「ハイパーラリー」の様な疑似3Dとはまた違った、ダイレクトなスピード感!

特に、このゲームをスリリングにしているのが、車の挙動が乱れた際に「カウンター・ステア」(所謂「逆ハンドル」)で、立て直す事が出来るという事です。

これはコース幅、スピンの度合いにもよるので必ずしも成功する訳ではありませんが、テクニックによっては、かなりクラッシュを回避出来ます。

恐らくですが、こちらのゲームの究極進化版が、名作「F1スピリット」へと発展することとなるのです。


Qバート

アーケード版よりの移植。原作は映画「シュガーラッシュ」に出てくる、タコのような生き物だったが移植に当たってMSX版は、可愛い怪獣の子供の様な「アップ君」(※マスター・アップより採っているとのこと)というキャラに変更となっている。

パズルとしても及第点で、コナミらしい手堅い造り。画面上にあるキューブを1列「お題」と同様に揃えればオーケーというルール。

ただし、お邪魔キャラも居てそうは問屋が卸さない。

・・・と、見た目もBGMも、実際のゲームも面白いゲームだ。


かくいう私も、発売と同時に購入。自分らのプレイから、接客プレイと幅広く活躍してくれた。

ところが、であります。

コナミと言えばMSXの2スロットを使ったお茶目な裏技が、ウリの一つ(グラ1×ツインビーとか・・・。)でしたが、実際にゲームの売り上げがコナミさんの想定を下回っていたのか、はたまた他に理由があるかは不明ですが、このゲームの発売以降リリースされた多くのコナミ製ゲームの裏技発動のキーがこの「Qバート」となっていったのです。

本来の目的を越え、さながら、裏技のドングルと化した実機ROMは、現在に到るも結構高騰。

なにか、複雑な気分となってしまった。


魔城伝説Ⅱ~ガリウスの迷宮~

こちらは、「あの」名作シューティングゲーム、「麻城伝説」の正当続編になります。

前作にて「魔王ヒュドノス」の魔の手より、愛する恋人アフロディテを救出。

後に二人は結ばれ・・・とは、いかなかった!

二人の前に立ちはだかったのは、第二の災厄「大魔司教ガリウス」!

彼は将来、ポポロンとアフロディテの間に生まれる予定だった子供「パンパース」を奪い取り(どうやったんだろう?)迷宮の奥へと消えていった。

我が子の大ピンチにポポロンが、そして、アフロディテも黙っちゃ居ない!

二人は、それぞれ武装するとワナと謎が待ち受ける「迷宮」へと身を投じるのだった。

謎はほぼノーヒント。所謂「ドルアーガ」若しくは「ハイドライド」スタイルですかな。

但し、ショップ等があり、ヒントも頂けます。


また、何故かファミコン勢、海外勢に人気が高いのも本作の特徴。現在ではほぼ謎も解明され、攻略サイトも多く見受けられます。

リトライなんかには持って来いのスケールではないかと思いますが・・・。

また、PSGオンリーですが、BGMも名曲揃いです。

パンチの効いた曲はコナミならでは。こちらも、プレイの際にはボリューム高めでお願いします。

このゲームですが、大学生の時に実家へのお土産として買ったソフトを同じ下宿のMSXユーザーに貸して、二人で攻略しましたが、殆ど謎が解明できず。

実家に戻ると弟やRyo君があっという間にクリアしてしまい、実力差に愕然としましたねぇ。


お詫び


今週末に収録を予定していたRyo君よりのXマスプレゼントですが、彼自身の仕事の都合そして、何より、私の体調悪化の為順延とします。

本当に彼もメチャクチャ燃えていたので、残念の極みですが、年末年始いずれかで、ご披露出来たら・・・との事でした。

決してポシャった訳ではありませんので、ご心配なく。

では、皆様、体調にはくれぐれもお気を付け下さい。

では、また。