「失なわれし古代王国」を求めて④
(年跨ぎ企画)
明けましておめでとうございます
2025年が皆様にとりまして良い年でありますように
本年も当ブログをよろしくお願いしますお時間の許す限りお付き合い下さい
さて、年跨ぎ企画、第4弾。
今回から、YsⅡとなります。
前作で、ラスボスを倒し、「ファクトの章」を入手し、「イースの本」を全巻集める事に成功したアドル君。
エンディングでは「彼を祝福するように光が包んだ~。」となっていましたが、Ⅱのオープニングを見る限り、実際のところはそんなマイルドな感じではなく、かなり強引に「吹っ飛んで行った」という感じが正しいかと思います。(注1)
地面に激突するアドル君。
注1:X1turbo版では、OPの何シーンかがカットされていて、猛スピードで雲の中を抜けて行く場面も丸々なくなっているので、どんなスピードかX1ユーザーは分からない方もおられるかも知れませんが、他機種のデモを見てみるとジェット戦闘機もかくやというスピードで飛んで行っているのがわかる。
上の映像は、パワーユーザーによる
X1Turbo専用OP完全再現版。すごい!
現代の人間でも拷問・・・いや、生きていないだろう。
さて、脱線ついでにもう1ネタ。
一口にイースシリーズと言っても、実際に「イース」という国を舞台にしたものはこのⅡで終了となります。
制作側のスタッフとしては、イースはⅡをもって終了し、新たなもの、もしくは、続けるにしても原点に戻って「アドル・クリスティンの冒険」+サブタイトルとしたかったのではないでしょうか?
しかし、ユーザーはYsの続編を求め、それに従った経営陣との間で齟齬があったのでは?と、思ってしまいます。
何故なら、イースⅢの正式なタイトル(注2)は、「Wanderers From Ys」(イースよりの旅人達とでも訳しましょうか?)となっています。
これは「ゼルダの伝説」(誤解されがちですが「ZELDA」は姫様の名前。主人公はあくまで「リンク」です)などでも起こっている現象ですが、「リンクの冒険」では、あまりビジネス的に上手くいかなかったのでしょうかね。
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こちらは第二弾。 イース的には「アドルの冒険」。 うむ、タイトルに偽りなし。 |
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プラットフォームをスーファミに変えた第3弾 ここで、タイトルが元どおりに・・・。 イース的には「フィーナの・・・もういい? 但し、これにより、ゼルダはキャラを変えず世界観・ ストーリーを全く変えるという手法を確立。 |
でも、その後の同タイトルのゲームの隆盛を鑑みると経営陣の判断も、あながち間違っては無かったのでは?・・・と、思ったり。
おっと、更に言ってしまえばYsシリーズは、ナンバリングと実際の冒険の順番がバラバラで、
Ys ①失われし古代王国
YsⅡ ② 〃
YsⅩ ③北人の失楽園:イースX -NORDICS-
YsⅣ ④セルセタの樹海
YsⅢ ⑤フェルガナ冒険記:イース -フェルガナの誓い-
YsⅤ ⑥失われた砂の都ケフィン
YsⅧ ⑦ゲーテ海案内記:イースⅧ -Lacrimosa of DANA-
YsⅥ ⑧翼の民を求めて:イースⅥ -ナピシュテムの匣-
YsⅦ ⑨アルタゴの五大竜:イースSEVEN
YsⅨ ⑩バルドゥークの檻:イースⅨ -Monstrum NOX-
何と、最新作である「Ⅹ」は、Ⅱの直後という事に・・・流石に無理が・・・いや、面白いですね。
おやおや、今回は導入部分でお時間となってしまいました。
では⑤をお楽しみに!
注2:結局Windows版にリメイクされた際にⅢというナンバリングが外れ、「Ys -フェルガナの誓い-」というタイトルとなる。最新版は「Ys メモワール -フェルガナの誓い-」となっている。
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