2025年1月1日水曜日

YsⅠ・Ⅱ(X1・X1turbo版) ④

「失なわれし古代王国」を求めて④

(年跨ぎ企画)


明けましておめでとうございます

2025年が皆様にとりまして良い年でありますように

 

本年も当ブログをよろしくお願いします

お時間の許す限りお付き合い下さい


さて、年跨ぎ企画、第4弾。

今回から、YsⅡとなります。


前作で、ラスボスを倒し、「ファクトの章」を入手し、「イースの本」を全巻集める事に成功したアドル君。
エンディングでは「彼を祝福するように光が包んだ~。」となっていましたが、Ⅱのオープニングを見る限り、実際のところはそんなマイルドな感じではなく、かなり強引に「吹っ飛んで行った」という感じが正しいかと思います。(注1)

地面に激突するアドル君。

全国の男子の心を鷲掴みにした名シーン。
そりゃあ振り向きますわなぁ。

見ず知らずの行き倒れた男子を介抱する。
やはり「リリア」は優しい娘。

注1:X1turbo版では、OPの何シーンかがカットされていて、猛スピードで雲の中を抜けて行く場面も丸々なくなっているので、どんなスピードかX1ユーザーは分からない方もおられるかも知れませんが、他機種のデモを見てみるとジェット戦闘機もかくやというスピードで飛んで行っているのがわかる。

上の映像は、パワーユーザーによる
X1Turbo専用OP完全再現版。すごい!

現代の人間でも拷問・・・いや、生きていないだろう。

さて、脱線ついでにもう1ネタ。
一口にイースシリーズと言っても、実際に「イース」という国を舞台にしたものはこのⅡで終了となります。


制作側のスタッフとしては、イースはⅡをもって終了し、新たなもの、もしくは、続けるにしても原点に戻って「アドル・クリスティンの冒険」+サブタイトルとしたかったのではないでしょうか?
しかし、ユーザーはYsの続編を求め、それに従った経営陣との間で齟齬があったのでは?と、思ってしまいます。

X1turbo版「YsⅢ」。
こちらも、有志による勝手移植版。
小さく「YsⅢ」と出て・・・。

「Wanderers From Ys」との表記が。

何故なら、イースⅢの正式なタイトル(注2)は、「Wanderers From Ys」(イースよりの旅人達とでも訳しましょうか?)となっています。

これは「ゼルダの伝説」(誤解されがちですが「ZELDA」は姫様の名前。主人公はあくまで「リンク」です)などでも起こっている現象ですが、「リンクの冒険」では、あまりビジネス的に上手くいかなかったのでしょうかね。

こちらが「ゼルダの伝説」初代。
イースに言い換えると「フィーナの伝説」もしくは
「リリアの伝説」か。

こちらは第二弾。
イース的には「アドルの冒険」。
うむ、タイトルに偽りなし。

プラットフォームをスーファミに変えた第3弾
ここで、タイトルが元どおりに・・・。
イース的には「フィーナの・・・もういい?
但し、これにより、ゼルダはキャラを変えず世界観・
ストーリーを全く変えるという手法を確立。

でも、その後の同タイトルのゲームの隆盛を鑑みると経営陣の判断も、あながち間違っては無かったのでは?・・・と、思ったり。

おっと、更に言ってしまえばYsシリーズは、ナンバリングと実際の冒険の順番がバラバラで、

Ys  ①失われし古代王国
YsⅡ ②   〃
YsⅩ ③北人の失楽園:イースX -NORDICS-
YsⅣ ④セルセタの樹海
YsⅢ ⑤フェルガナ冒険記:イース -フェルガナの誓い-
YsⅤ ⑥失われた砂の都ケフィン
YsⅧ ⑦ゲーテ海案内記:イースⅧ -Lacrimosa of DANA-
YsⅥ ⑧翼の民を求めて:イースⅥ -ナピシュテムの匣-
YsⅦ ⑨アルタゴの五大竜:イースSEVEN
YsⅨ ⑩バルドゥークの檻:イースⅨ -Monstrum NOX-

何と、最新作である「Ⅹ」は、Ⅱの直後という事に・・・流石に無理が・・・いや、面白いですね。

おやおや、今回は導入部分でお時間となってしまいました。
ではをお楽しみに!

注2:結局Windows版にリメイクされた際にⅢというナンバリングが外れ、「Ys -フェルガナの誓い-」というタイトルとなる。最新版は「Ys メモワール  -フェルガナの誓い-」となっている。

0 件のコメント:

コメントを投稿