2024年11月28日木曜日
ダイナソア
ダイナソア(表シナリオ)
灰を撒く者たち
ダイナソアからの続きです。
城門にまでたどり着いたアッシュですが、城の扉には魔法で封印が施されているようで、アッシュの様な剛の者ですら軽くはじかれてしまいます。
いくらやっても埒があかないので、一端撤退です。
城を出ようとした主人公は一人の男に呼び止められます。
彼の名は「オルリック」旅の修道士だそうで。「お前も」と言うことは、このおっさんも悩みを見透かされたように、この城へと呼ばれたのでしょうか?
ますます意味が分かりません。おっさんの悩みはどうでも良いですが持っている回復スキルは役に立ちそうなので仲間になっていただきました。
しばらく森を行くとまた蝶が。
そして、その先には・・・
び、美人のちゃんネーがっ!
・・・しかも、パーティーに入ってくれるご様子。
いやー、俄然RPGっぽくなって来ましたなぁ~。アッシュも、オルリックも心なしか嬉しそうな顔。
「精霊の加護求めて・・・」なんて、中2病をこじらせた様なセリフは気になりますが、おねーさんは、攻撃魔法の達人です。
さて、パーティーの枠にはあと、2人分ありますが、今の所人数が増える気配が無いので、更に蝶の後を追ってみます。
着いた所は、廃墟でした。
どうやら、かつては「聖域」だったみたいですが、地震かなんかで倒壊し、今では廃墟と化した様です。
おっかなびっくり、廃墟の中へ足を踏み入れると、中央付近に一人の男が。第4のメンバーかと思いきや、どうも言ってる事がおかしい。ひとしきり言いたいことを喋ると、刹那、男はパーティに襲いかかって来た!
ダイナソア(裏シナリオ)
不協和音
ダイナソアからの続きです。
城門にまでたどり着いたアッシュですが、城の扉には魔法で封印が施されているようで、アッシュの様な剛の者ですら軽くはじかれてしまいます。
いくらやっても埒があかないので、一端撤退です。
城を出ようとした主人公の眼前に、城門にもたれかかるように一人の男が立っていました。
言うことがいちいち鼻持ちならない男の名は「ランディ」自称(天才)魔導師だそうで。不遜な態度にアッシュの発言も荒れ気味です。
まあ、こちらも場数は踏んでいるのでイキがるガキは軽くあしらって、「我は~」で始まる魔法シリーズは役に立ちそうなので仲間になっていただきました。
しばらく森を行くとまた蝶が。
「美人のお誘い~」みたいな事を、ランディの奴が言うもんだから、ついつい期待して後を付いて行くと、その先には・・・
美人のモンクならぬ、モンスターの急襲がっ!
・・・しかも、大口叩いていたランディ、早々に死んでやがるし・・・。
ボロボロになりながらもようやく勝利し、獣道へと進みます。
そこへまたしても「ウーティス」のエンカウント!
あっ、という間に全滅の憂き目に遭ってしまいました。
ここではたと気づいたのですが、開始直後よりセーブをしていません。
ハマった・・・。
結局、最初からやり直しです。
ゲームを再開したアッシュ一行。今度はちゃんと「セーブ」を行い、獣道を進みます。
奥には、沼地があり、ウーティスの首領とおぼしきモンスターが現れます。
曰く「剣を探している」とのこと。それで、闇雲に剣士に襲いかかる仲間も居るとか・・・。ふざけるな!と、首領にナシをつけ、ついでに城門の封印に関する情報を入手。
神殿跡へ向かいます。
着いた所は、廃墟でした。
どうやら、かつては「聖域」だったみたいですが、地震かなんかで倒壊し、今では廃墟と化した様です。
おっかなびっくり、廃墟の中へ足を踏み入れると、中央の祭壇付近に一人の男が。
第3のメンバーかと思いきや、どうも言ってる事がおかしい。ひとしきり言いたいことを喋ると、刹那、男はパーティーに襲いかかって来ました!
ダイナソア(総評)
灰の中より生まれたもの
結局作っている内にこんなワケの分からない、レビューになってしまいました。
お付き合い頂きました皆様お疲れ様でした。
この、「ダイナソア」は88-FR購入直後くらいに、ファルコム通販で購入しました。
今回、88版でレビューしようと思ったのですが、上手くイメージ化出来ず、後に購入した98版でのレビューとなっております。
こちらのゲームですが、当時でもあまり見なくなって来た、3DダンジョンのRPGとなります。
フィールドがある感じは、Wizより、マイト&マジックや、ブラックオニキスに近い感じでしょうか?
シナリオも海外のRPGをも凌駕するエグい内容で、プレイする人間を選ぶ、ある意味ファルコムらしくない作品となっております。
ですが、私を含め、心に何らかのインパクトを受け、未だにプレイしている熱狂的なファンが多いソフトであるということもネット等を見れば明らかでしょう。
また、ゲームはジョイパッド対応で、2ボタンのパッドで全て操作出来ます。
また、どこでもボタンを押すだけで、戦闘→回復→戦闘と繰り返せる為、連射パッドを利用したスキル(ゲームでは技術)上げも出来ます。(注1)
また、その場で回復が出来る為見落とされがちですが、技術が高くなり、技を修得し尽くすと、宿屋でイベントが起こり、キャラクター同士で技術を教え合ったりする事もあります。(ルオンを除く)
強くなって来ると街迄の帰路が億劫になって、見落とされがちなので注意が必要です。
ここまで、ベタ褒め状態でしたが、気になる点もあります。
それはエンカウント率の高さです。
マッピングしていても気が散って、どこを向いていたのか分からなくなってしまうことも多々有ります。
まあ、エンカウントの多さのお陰で、レベル上げや技術の習得が楽になっているとも思うんですけど、ちょっと多すぎです。
この辺り、もう少しバランス調整が出来ていれば・・・と、残念に思います。
ゲームは序盤から2つのシナリオに分かれます。当初、表パーティーでクリアした私は、非常に満足していましたが、1つ気になる事がありました。
それは、まだ見た事が無い魔法(「我は~」シリーズ)が、マニュアルに載っているのです。
そして、ある日雑誌のスクープ記事を見て驚愕しました。そこには見たことが無いキャラクターでパーティーが組まれていました。
「我は~」という魔法も、その中の魔法使いが使用する技術とのことです。
驚きました。
まさか、こんな仕掛けを用意頂いているとは・・・。
流石ですファルコム!
このRPGが持つ辛口のストーリーには、以外と裏パーティーのメンバーがしっくりきて、最後まで楽しむ事が出来ました。
特にこれといった才能が無いのに、徹頭徹尾毒を吐き続ける「ルオン」さん。見事なヒールっぷりは惚れ惚れするほどです。
しかも、あのおっさん、最後の最後にとんでもない事をしゃがるし!
おっと、短く纏めるつもりがこんな長文になってしまいました。
この、ダイナソアは「ダイナソア・リザレクション」というWindows用のリメイクや、EEG等でも遊ぶ事が出来ます。
このゲームで得た「手応え」を更に昇華させ、フルマウスオペレーヨン&地道なダンジョン攻略が売りの「ブランディッシュ」シリーズのブートへと繋がったのでは?
・・・と、僕は思います。
注1:技術上げポイントはズバリ、「町への岩場」!
ここは出てくる敵は蜂のみ。
宝箱をドロップしない・・・と、好条件。
連射機能の付いたゲームパッドを用意し、ボタンの上に本でも置いて押しっぱなしにする。
技術はそれぞれTP消費の少ないものでOK。
1晩くらい放置すると、朝には技術のみカンストしたキャラが!
そしたら宿屋に行くのだ!