すべてはここから
MSX1ユーザーには馴染みが深い起動画面。 何度この画面を見たことか・・・。 |
まだ、「パソコン」が、「マイコン」と呼ばれていた頃。
黎明期であるにも関わらず、僕の周りではパソコン所有者が意外と多かった。
ブルジョアジーなヤツは、NECのPC-8801やPC-8001を、マニアックなヤツはシャープのMZ-80Kなんかを所有していた。
そんな中にあって、圧倒的多数を占めていたのは、NECのPC-6001ユーザー。
当然、僕も、後継機であるPC-6001mkⅡの購入を目指し、すがやみつる氏の「こんにちわマイコン」を熟読し、電気屋でパンフを集め、親に陳情していた。
その努力が功を奏し、計画が実現しそうになったころ、件のすがや氏が雑誌連載している漫画に衝撃の情報が掲載されていた。
MSX!
Windows時代とは違い、それぞれの機種にはそれ専用のソフト、後継機でもなければ互換性が無いのが当時の常識。
だが、MSXは、様々なメーカから統一規格でパソコンが発売され、ソフトも互換性があるという。
何より魅力的だったのは価格。
定価84,800円だったPC-6001mkⅡに対し、5万円台で買えるMSXは、「おねだり」のハードルを大いに下げてくれた。
かくて我が家にやって来た、初のパソコンは、「わたしの街のでんきやさん」NationalのCF-2000、愛称「キングコング」である。
当時、MSX規格のパソコンを販売していたメーカは上記も含め、家電メーカーが多かった為、既存ユーザーからは、少なからず見下されてしまったが、僕のゲーム人生はここから始まる事となる。
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