年末であります。
年末と言えば「大掃除」。
いつも、「やらなきゃイカン!!」と思いつつ出来ていないので、今年は普段物置代わりに使っている「実家」のお片付けを行い、そこから発掘されたMSXのゲームについて、語ってゆきましょう。
・・・いや、決して親から叱られた訳ではないですよ。
・・・いや、まして弟からとか、ないから・・・。
これは「コレクターの性」みたいなものなのでしょうか?
けっきょく南極大冒険
マニュアルはゲームの説明そっちのけで、わりとガチな南極解説が・・・。
昔のコナミはMSXのゲームを「教育ソフト」として売ろうとしていたらしく、「モン太君の1、2、さんすう。」とか「ぽんぽこパン」なんかも、教育シリーズだった様です。
ゲームは名曲「スケーターズワルツ」に乗って氷上を滑るペンギンが主人公。賢明な方はお気付きでしょうが、こちらのゲームのパワーアップ&続編が、超名作の「夢大陸アドベンチャー」となります。
クレバスや、そこからひょっこり現れるアザラシを上手にかわして、各国の基地を巡り、そして「南極点」を目指すのだ!
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| 最初の基地は「オーストラリア」。 |
注1:同名のTVアニメのタイトル「宇宙(そら)よりも遠い場所」も、「毛利さんの」言葉が元になっている。こちらも、超傑作なので、機会があれば視聴をお勧めする。
タイムパイロット
打って代わって、名作シューティングゲームの登場。
タイムトラベル機能の付いた戦闘機を駆り、戦闘空域を駆け抜けろ!
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| 先ずは1910年。相手は複葉機だ! 西暦の下にある飛行機のシンボルがゼロになるまで 相手を倒して行くと・・・。 |
自機は、中央に固定されているため、逆に周囲をスクロールさせることによって、独特の浮遊感を実現している。
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| 「ボス」の登場。飛行船だ! こっちの弾が当たったらしく、煙を吐いている。 でも油断は禁物。相手に逃げられる場合もある。 ボスを倒すとタイムトラベルします。 |
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| たどり着いた先は1940年。敵機はプロペラ戦闘機。 |
ハードウェアスクロール機能を持たないMSXで、この動作!
さりげない技術が光る1本です。
王家の谷
ぶっちゃけ、コナミ版「○ード・○ンナー」と言ったら語弊があるでしょうか?
ただ、これが良い出来なのであります。
舞台は、エジプト。
かつてのファラオ達が眠るこの墓所群もその多くが盗掘の憂き目にあっていた。
だが、現在でも発見されていないピラミッドへと繋がる道があるハズだ!
そしてそこには、異界への鍵となる伝説の「宝珠」が、それを守護する「ミイラ」と一緒に眠っているという・・・。
貴方は探検家の「ビッグ」となり、伝説のピラミッドを目指す。
ゲームの完成度は大変高く、テンポも良いです。
ピラミッドの大きさには2種類あり、1画面のものから2画面に跨がった巨大なもの迄様々です。
全ての「宝珠」を入手出来たら次のステージへの扉が・・・。
この際、ピラミッド内に入るときに使用した扉も表示されるので、戻ってしまわないよう注意が必要です。
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| 扉出現!扉の横のレバーの所でジャンプすると、 扉が開き次のピラミッドへ。 ここは1面だから次への扉しか現れないが、2面以降は 自分が来た扉と2つ表示される。 |
また、宝珠を守る「ミイラ」達にも注意が必要です。色によって違うのですが、のんびりしたヤツ・階段だけ上り下りが早いやつ・スペックが主人公よりも高いヤツ等バラエティーに富んでいます。
ミイラには短剣が有効なのですが、一度投げると敵か障害物のいずれかに当たらないと止まりません。そして、落ちたその場に刺さりっぱなしになりますので注意が必要です。
また、ツルハシは数に限りがあります。
ご利用は計画的に・・・。
このゲーム、BGMも良いですねぇ~。
これぞまさに!って感じのBGM!
当時、コナミのPSGの使い方は神がかっていましたねぇ~。
惜しむらくは、僕みたいなへっぽこゲーマーの為に、「コンティニュー」を、付けてくれれば最高だったろう。
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| SCCによるBGMが素晴らしい。 |
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| ステージは全60面。パスワードによる コンティニューも有りです。 |
また、このゲームには、「王家の谷・エルギーザの封印」という続編があります。
「MSX1・2兼用」の他に「MSX2専用」版もあり、コナミの拘りを感じる逸品です。
ちょっと風邪を
・・・ひいた様です。
ホントは全部語りたいんだけど、また次回のお楽しみとさせてやって下さい。
では、また。


















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