X68000の黄昏
| 遂に、この日が・・・。 |
「驕れるもの久しからず」(驕ってはいないが・・・)と云いますが、いざ、「秋風」を感じ始めるとハードというものは、その名とは違い弱いものであります。
専門誌である「Oh!X」ですら、回を重ねる毎にだんだん薄くなってゆき、ゲームの攻略記事は「餓狼伝説スペシャル」のキャラを毎月2人づつ攻略するといといった内容になってゆく・・・。
「終焉」が近づいていた。
「無敵」と思えたあのスペックをもってしてもである。
| 悪魔城ドラキュラ X68000版 |
| スーパーストリートファイターⅡ |
| 餓狼伝説スペシャル X68000版 |
「悪魔城ドラキュラ」「スーパーストリートファイターⅡ」「餓狼伝説スペシャル」など、確かに、ビッグタイトルのリリースは続いている。
・・・が、一方でリリースのペースは確実に落ちている。
折しも世間では「PlayStation」「SEGA SATURN」など俗に「次世代機」と言われたマシンの「蠢動」も聞こえてくるようになる。
どれもX68000が涙を飲んだ「CDーRom等の光学ドライブ」を標準搭載(!)し、3Dポリゴン・2D拡大縮小を当然の如くやってのける「怪物(モンスター)マシン」だ。
| Play Stationのローンチ・タイトル、「リッジレーサー」 非常に完成度の高い移植。 |
| SATURNの「デイトナUSA」(こちらは、サーキット エディション)。 |
私自身、「リッジレーサー」「デイトナUSA」等を目の当たりにし、gプレイしていく内に、時代が変わった事を痛感していた。
(無論「大人のたしなみ」として、PS・SSは両方所有していた。)
だが、この先、更にPCを買おうという気持ちにはなれなかった。
最新技術をこれでもかと詰め込んだ、是が非でも欲しくなるようなPC。
そういったマシンが存在しない・・・。
そんな気持ちを勝手に持ち、PCの世界から一歩身を引いていた。
それが、その時の私でした。
だが、その空虚な日々はある事をきっかけに再燃。
現在へ至る長い旅の始まりとなる。
あるとき弟が友人のハルノブ君と一緒に街まで買い物に。
普段見ない組み合わせだな、と、訝しんだが、そう気にしてはいなかった。
帰宅後彼らの手にはとんでもない物が持たれていたのだ!
そう・そこには紛うこと無き「国民機」「PC-9801」の文字がプリントされた段ボールが!
愛称は「98Fellow」。パンフ記載の正式な型番は「PC-9801BX2」というらしい。
3.5インチFD・メモリ64+1M(だったか?)・CPUにインテルのi486sx(25Mhz・ソケットタイプ)という、中身スカスカの非常にシンプルな構成。
それに、社外品の外付けハードディスク・SCSIボード・何故か(注:1)MIDIボード(MPUPC-98Ⅱ)。
注1:MT-32(I君からの借り物)があるからか?賢明な方はお気づきだろうが、この時点でサウンドボードを買い逃しています。
まあ、何だかんだでX68000の横、専用アナログモニタの下に鎮座した、巨体。
無骨だが洗練されたデザインは嫌いじゃ無い。
先ずは、友人が挨拶代わりに置いていった山のようなソフト資産が我らを待っていた。
また、近所に何故かPCソフトの中古屋が爆誕!(恐らく元レンタル屋)し、レアなソフトを投げ売り状態で購入出来たこと等、好条件も重なり、いきなり国産16ビット機の深い世界を体験することに・・・。
では、そのほんの一端をみていこう。
信長の野望 -天翔記- +パワーアップキット
な、何と、こちらを導入する事により、HDD専用にはなりますが、シナリオ・イベントの追加・各武将に「列伝」「エディット」の追加。
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| 各軍団運営については評定で決定される。 |
つまり最初から「ウエア付き」を購入した、「I」君の勝利なのだ!(W
ポリスノーツ
あの、小島監督が「スナッチャー」に続き手掛けるアドベンチャーゲーム(以下AVG)第2段。
PC-9821専用(!?)・86音源完全対応・CD-Romメディア・そして何より・・・、ちゃんと完結します(爆。
大変申し訳ありません。
実は私、ファンを公言しながら、このゲーム「PC-9821版」が最初のリリースとなりますが、発売・雑誌掲載されるまで、その動向を全く知りませんでした。
・・・ゲームのパッケージはこんな感じです。
おっさんであります。
宇宙飛行士のおっさん5人の集合写真。
ある意味「攻めた」パッケージ。
現在と違って、「小島監督」の名前はちんまりと・・・。
この時点でゲームを「ジャケ買い」された方。
貴方は勇者です。
(我々のグループで最初に「この事実」に気付いて購入し、更に教えてくれた「I」君。キミも勇者だ!)
PC-9821版では、他機種には無い(PCエンジンCD-Rom版「スナッチャー」の様な)小窓による顔芸が楽しい。(98版も2週目から「字幕モード」が選択出来る。)